手巻きたばこやヴェポライザーは安い! たばこ増税でも禁煙しないニコチン大好きな方へ 

とうとう来ました、2021年10月、たばこ増税です。
また、禁煙圧力が強まりますねえ・・・。

どのくらい上がったのかなーって気になったので、たばこ増税のことを調べてみました。

『増税されてもたばこをやめない』という人が63%もいるそうですよ。
みなさまはどちらでしょう?
私は、ニコチンから離れることはできていません。残念ながら・・・。

私のように、タバコをやめたくないし、お金がかかるのはイヤ!って言う方に向けて、2つのニコチン摂取方法をご紹介します。

  • 手巻きたばこ
  • ヴェポライザー

手巻きタバコなら1/3、ヴェポライザーなら1/10くらいにコストを抑えられますので、そのケチくさい方法も書いていこうと思います。

たばこ増税について

私は現在40代後半ですが、20代の頃のたばこ1箱の価格は220円でした。
それが、2021年10月の増税により、一箱580円になっているそうです。

『たばこが一箱で500円になったらどうする?』
『そうなったら、キッパリ禁煙するわ!』

なーんて若い頃に話していたことが、2020年から現実のことになってます。

ここ数年、毎年のように値上げ。
真綿で首を絞める、っていうやつです。茹でガエル?

少しづつ、じわじわと上げていけば、『これくらいならまだ買える』って思う人が多いんでしょうか?
一気に1000円になったほうが、喫煙者は減ると予想しているんでしょうね。

JTさんも、増税を決めた偉い人も、エゲつないことをしますなあ。

上の表をグラフにしてみました。

ここ最近の上がり方が半端ない。
IQOS(アイコス)のマルボロのヒートスティックは580円に値上がりしているので、加熱式にしたところで出費は増えることになります。

JT(日本たばこ産業)さんも従業員はいますし、たばこ農家の保護とかもあるでしょうから、値上げは仕方ないと思っています。
でも、税金でいっぱい持っていかれるのは、なんか納得できないんだよなー。

と、文句を言ったところで仕方がないのです。
たばこが嫌われるのは、世の中の流れでもありますしねえ。強く言えない。

『それでもニコチンが好き!』 って言う人は、なるべく安くニコチンを摂取する方法を考えてみませんか?

その方法が、手巻きタバコと、ヴェポライザーです。
私が実践してきて感じた、それぞれの特徴やメリットデメリットなどを紹介します。

手巻きたばこ

手巻きたばこって?

手巻きたばことは、その名のとおり自分で巻くたばこ
Roll Your Own 頭文字をとってRYOなんていう言い方もします。

全て市販されているものを使うので、ネットショッピングに慣れている人なら簡単に始められます。

必要なのは、タバコの葉っぱ(シャグ)、巻紙、フィルターです。
巻くための機械(ローリングマシーン)や持ち運び用のたばこケースなども、あればとても便利。

たばこ葉(シャグ)って?

タバコの葉っぱを加工・乾燥・香料付等してパック詰めしたもの。大きなたばこ販売店で直接買うか、ネット通販でたばこ専門店や楽天のショップから購入できます。(※年齢の認証は必須です)

私のおすすめは、ゴールデンバージニア。
無香料のシャグで、のどにくるキックが優しい。初心者向きだと思います。
湿り気があるので、強く巻くとギュッて詰まってしまって、吸い込んだ時の空気の流れが悪くなる点は注意。

メンソールはもちろん、バニラなどの甘い系の香料が付いたものなど、シャグにはたくさん種類があるのでいろいろ試してみるのも楽しい。

巻紙(ペーパー)って?

smokingのマスター(シルバー系のデザイン)を使っていたけど、最近ブラウンに変えました。
まとめ買いで安くなっていたので・・・。

紹介したsmokingのブラウンのように、薄くて燃えにくいスローバーニングが、紙の燃えた匂いが少なく、私の好みです。
普通のパルプから作った巻紙は、燃えやすく、副流煙も多いのでイマイチ。

ちなみに、シャグを購入したら巻紙がセットになっていることが多いです。
ゴールデンバージニアの場合、RIZLAのグリーンのペーパーがおまけで入っています。

フィルターって?

メビウスなどの紙巻きタバコには必ずと言っていいほどついている、煙の濾過機能です。
両切りが好きとか、『フィルターは邪道』っていう人もいるかもしれないけど、私はフィルターを付けています。巻きやすくなるし。

とにかく安ければいいという感じで選んでいます。
pure 手巻き用スリムフィルター6mm x 30mm を半分に切断して、1.5センチのフィルターを作ったり。

今はsmokingのフィルターを買っています。
ヴェポライザーとか、CBDとかと併用しており、手巻きたばこを吸う本数が減っているため、セコセコとハサミで切る手間をめんどくさいと思うようになったからです。

ローリングマシーンって?

私のローリングマシーンはこんな感じ。
巻布の窪んだところに、シャグとフィルターをセットし、ガチャンと蓋を閉めると巻いたたばこが出てきます。

ちなみに、左にあるのは鉄製の棚ダボ(棚板の高さ調整をする金具)です。
メリットは巻きやすくなることと、シャグの量が減ること、棚ダボのあったところを絞ることでシャグが散らからないこと。

最初のころは、フィルターの反対側だけギュッと細くなってしまってうまく巻けませんでした。
シャグをケチりすぎと言えばそれまでですが、加湿したシャグではよくあることだと思うんです。
フィルターを両端につけたり、マスキングテープを直径6mmに丸めてみたりなど、工夫の結果棚ダボに落ち着いた感じです。

こっちのローラーも、出張の時に使っています。
上のローリングマシーンと比べると、倍くらい時間がかかります。
でも、ハンドロール(何も使わず手だけで巻く)よりは早いです。修行不足ですいません。

おすすめのローリングマシーンをご紹介。

ケース(持ち運び用)って?

持ち運び用のケースはこれ。
購入履歴を確認したら、5年以上使っています。

坪田パールのシガレットケースです。
直径6mmのスリムで長さ70mmの手巻きたばこが16本、ちゃんと綺麗に並んでくれます。
12本用との説明書きがありますが、ぎゅっと詰めて1日分として持ち歩いています。

手巻きたばこのコスト

コストについては、こちらの記事をご確認ください。

2021年10月現在、メビウスの価格は1箱540円から580円に。
プルーム・テックプラス専用が一箱550円から580円に。
この時に使ったシャグ、アンバーリーフは、現在25gで640円から700円に値上げされていました。

価格表だけ、最新の状態に更新したものを貼り付けます。

今回のたばこ増税によって手巻きたばことメビウスのコスト差が広がりました。
1日一箱(20本)でメビウスなら580円、手巻きたばこなら152.6円です。
なんと、1ヶ月で12,000円もの節約ができるんです。

手巻きたばこはこんな人におすすめ

ただ、手巻きたばこは面倒臭い・・・。
少しの根気と、心の余裕と、家族の理解が必要かも?

手巻きたばこは、こんな人におすすめです。

  • ニコチンなしでは生きられない
  • 安くニコチンを摂取したい人
  • アイコスなどの高温加熱式がイマイチだった人
  • 紫煙、タバコの煙に心が踊る
  • 手巻きをする時間、場所がある人
  • コスパのためなら手巻きの手間を許せる人

手巻きをする時間と場所は、とても大事です。

嫁や子供に『何それ?』って聞かれて、『たばこを作っている』って答えたとします。
それを嫁や子供が職場や学校で話したらどうなるでしょう?

自分でタバコを作っている? なんか危ない人? ひょっとして●麻?

変な誤解を生む可能性があるかも?
きちんと理解を得てから始めましょうね。

私の場合、お金の節約と、体に残るタバコの匂いが少ないってことが決め手で、今では家族の前でローリングマシーンでガシャんって巻いています。

私は、加熱式たばこがあまり美味しく感じなかったこともあり、手巻きたばこがどうしても吸いたくなってしまいます。
次に紹介するヴェポライザーの方が、圧倒的に安いんですけどねえ。。。

ヴェポライザー

ヴェポライザーって?

紙巻きタバコに対して、シャグを使う手巻きたばこがあるように、
アイコスのヒートスティックに対して、シャグを使うヴェポライザーがあるんです。

要するに、高温加熱式のヒートスティックの代わりに税金の安いシャグを使えば安くなるっていう発想です。

既製品のたばこよりも単価が安いシャグを買います。
程よくシャグを熱してくれる機械を買います。
その機械にシャグを入れます。
揮発したニコチンを吸います。

機械(デバイス)のコストを考えても、ちょーーー安い!

ニコチンを吸う仕組みは、高温加熱式のアイコスやglo、プルーム・エスと同じようなもの。
吸ってみた感じ(喫味)も似ています。

便利グッズ

ヴェポライザーを使って行くにあたって、いろいろ手巻きたばことは違う問題点がありました。

手巻きタバコなら、くるっと巻いてからタバコケースに入れて持ち歩けます。
あとはライターがあれば、今までの市販のタバコを吸っている時と、何も変わりません。

しかし、ヴェポライザーとなると面倒ごとは増えます。
ちょっとこなれて、スペーサーを使用していますが、今現在の持ち歩き一式はこちら、

左側に本体(デバイス)ですね。
USB充電コードと、掃除道具も入っています。

右側の上にあるのはモクモクの成分である電子タバコのリキッドです。
シャグだけを加熱するより、シャグに1〜2滴ほどリキッドを垂らした方が、モクモクしてタバコを吸っている感じがでますので。

右側の下のアルミケースには、アルミの筒にシャグを込めたものが10個ほど入っています。

こんな感じで使うものです。

ふつうなら、加熱室(チャンバー)に、直接シャグを投入するのですが、このスペーサーさえあれば、ポンと入れてポンと取り出せます。

この、専用のヒーティングスペーサーが超優秀!
これのおかげで、劇的に持ち運びが楽になりました。

左がc-vapor3 、 右がFENIX MINI (フェニックスミニ)です。
WEECKEという同じメーカーです。

加熱式タバコ ヴェポライザー WEECKE CVAPOR4.0 NIGHT NAVY ナイトネイビー 最新型 タバコ代1/5 (国内保証3ヶ月付き)

この小さなアルミの筒に、シャグを詰める作業がかなり面倒くさいです。
それでも、毎回吸うたびにピンセットで入れ替えをしていた時より楽ですが。

そのお助け便利グッズがこちら。

専門店のveponaviなら在庫があるかもしれません。
ヴェポライザーを始めるなら、この”WEECKE スペーサーケース”は必携です。

楽天やアマゾンでの購入はこちら。

ヴェポライザーのコスト

ヴェポライザーのコストについても、過去の記事で書いたことがあります。

この記事では、かなりシャグの量をケチっていますね。

この1回で使うシャグの量は、完全に好みの問題です。
セブンスターのようなキツいタバコが好きな人なら、もっとたくさんのシャグを入れた方がいいと思います。

私が1回で使う0.1gなら、紙巻きタバコに比べてコストは1/10くらいです。

濃い目が好きならぎゅうぎゅうに詰めて0.2gくらいシャグが入ります。
そうなると、紙書きタバコに比べて1/5くらいになります。

実際のシャグで計算してみます。
25gで700円のシャグ(アンバーリーフなど)があります。
私のお気に入りのゴールデンバージニアも、50gで1,400円になったみたいなので、単価は一緒。
1gあたり28円ですね。

1日一箱のタバコを吸う人を想定し、20回分スペーサー(いわば擬似ヒートスティック)を使用するとして計算します。

私のように、薄めで十分満足できるなら、、、
1回吸うのに0.1g使用すると、20回吸った時は2g使うことになりますので、28円×2g=56円。

濃いめなら、、、
1回吸うのに0.2g使用すると、20回吸った時は4g使うことになりますので、28円×4g=112円。

市販のメビウス580円よりも、手巻きタバコ152.6円よりも、さらに安いのは確実です。

ヴェポライザーはこんな人におすすめ

手巻きタバコよりヴェポライザーのほうが、面倒だと思います。
そのかわり、圧倒的な安さ。
どっちを取るか・・・。

ヴェポライザーはこんな人におすすめです。

  • ニコチンなしでは生きられない
  • もっと安くニコチンを摂取したい人
  • アイコスなどの高温加熱式が好きな人
  • 紫煙、タバコの煙が嫌いな人
  • ヴェポライザーにシャグを入れる時間、場所がある人
  • コスパのためならシャグ入れの手間を許せる人

私が、手巻きたばこにすぐに戻ってしまうのは、煙を吸い込む快感が、加熱式ではイマイチ感じられないからなんですよねー。
タールの中毒なのかなあ? ニコチンだけじゃない?

たしかに、めちゃめちゃ安くニコチンを吸えます。
たばこ税がもっと上がれば、ヴェポライザーしか選択肢がなくなるかもしれませんねえ。

シャグを詰めるスペーサーを買うことが前提ですが、それでも手巻きタバコに比べて面倒ごとは多いです。

ただ、匂いは圧倒的に少ないですよ。

アイコスやグローと比較しても、化学薬品っぽいニオイがしません。
シャグには添加物が入っていない物も多いからか、人工的な体に染み付くようなニオイは少ないのだと思います。

まとめ

1日にタバコを一箱吸う人を想定して、1日分のコスト比較の結果 だけ抜き出してみると、

市販のたばこ(メビウス20本) 580円に対し、
手巻きたばこ 20本なら  153円
ヴェポライザー(濃いめ) 20回分なら 112円
ヴェポライザー(薄め)20回分なら 56円

手巻きたばこなら1/3、ヴェポライザー(濃いめが好き)なら1/5くらい、ヴェポライザー(薄めで十分)なら1/10くらいにコストを抑えられます。

火を付けるたばこがダメだけど、加熱式たばこはokっていうお店も増えましたから、私もいずれはヴェポライザーだけで大丈夫な体にならなくちゃと思っていたりします。
でも、手巻きたばこのほうがうまいんだよなー。(個人の感想です)

シャグはたばこ葉なのでたばこ増税の影響は受けているのですが、それでも市販のたばこよりも圧倒的にお得です。
お金のない、それでもタバコを吸い続けたいという私のような人には、まだ救いが残されていますよ!

興味があれば、VEPONAVIっていう専門店を覗いてみてください。
Amazonで、中華製のデバイスを購入して失敗しまくっている私がいうのもなんですが、ちゃんとしたメーカーの商品を購入したほうが、結果的にコスパがいいですからね。