こんにちは。
あしとです。
2017年12月14日、2018年度税制改正大綱が決定されました。
大企業に優しく、文句が出ずらいところからはしっかりと搾取。
もちろん、たばこは嫌われ者です。
増税されても仕方がないと、喫煙者の大半があきらめているかもしれません。
でもねー。なんか納得できないんだよなあ。
既得権益をぶっ潰して、うまい汁を吸ってる人たちの富を再配分したらいいのに。
1%の人が、全世界の富の50%を持っているらしいし。
あー、自分に関係ない話をしても仕方ないですね。
以前、予想していたのとかなり違う内容ですので、たばこ税のお話を。
以前の記事
身近なたばこ増税に文句を言いながら、溜飲を下げようと思います。
たばこ増税について
発表されたことを簡単にまとめます。
・2018年10月から
・紙巻きたばこは4年間かけて増税 1本3円
・加熱式たばこは5年間かけて段階的に増税
・増税は8年ぶり
紙巻きたばこに比べ、加熱式たばこの税率は低くなっていました。
紙巻きたばことパイプたばこでは、税額の計算方法が違ったからです。
しかし、紙巻きたばこの税率に、加熱式たばこの税率を近づけることが決定。
紙巻きたばこの税額に比べ、約7~9割程度にするとのこと。
現状、PloomTECHなんかは税率が低いのに一箱460円で販売しているのです。
こりゃ、一気に値段が上がるかもしれませんね。
税額をそのまま販売価格に転嫁したら?
まあ、各社それぞれが企業努力をするとは思いますが。
もし、今回発表された税額をそのまま販売価格に転嫁したらどうなるのでしょう?
IQOS | glo | Ploom TECH | たばこ(メビウス) | |
一箱の価格 | 460円 | 420円 | 460円 | 440円 |
税率 | 49.2% | 36.2% | 14.9% | 63.1% |
1箱の税額 | 226.3円 | 151.1円 | 68.4円 | 277.5円 |
メーカーの売上 | 233.7円 | 268.9円 | 391.6円 | 162.5円 |
4~5年後の税額※ | 270円 | 240円 | 210円 | 305円 |
販売価格(税前) | 503.7円 | 508.9円 | 601.6円 | 467.5円 |
販売価格(税込) | 544円 | 550円 | 650円 | 500円 |
※たばこ税額のみ、消費税額を含まない
ちょっと計算がややこしいですね。
消費税は、そもそもの販売価格が決まっていないと税額がわかりませんから。
各企業が、今の一箱当たりの売り上げ額を維持することが前提の予想です。
まあ、企業努力をしますから、予想は外れるでしょう。
だって、5年後にPloomTECHだけが100円高くなればどうなります?
日本の企業であるJTの一人負けですよね。
高くてもPloomTECHじゃなきゃ!って言うくらい、ユーザーに支持されるのでしょうか?
やっぱり、一箱あたりの売上を落としてでも、価格はIQOS同等くらいに持っていくかなあ。
それより、パイプたばこに分類されているものが、より多くの増税ってのが大問題!
だって、手巻きたばこのシャグもパイプたばこに分類されてるんですよ。
これは、シャグについても待ったなしかな?
喫味に関わるグリセリン量などにも配慮した増税らしいけど。
葉っぱだけならちょっとだけ増税っていう線で、どうかお願いします。
これ以上いじめないでください。。。