手巻きたばこを吸っていて、『本当に安くなるの?』ってよく聞かれます。
今まで、おおざっぱに計算したところ、メビウスなどの紙巻きたばこと比べて1/3くらいだったので、そう答えていました。
でも、私はいま、システム開発部なるところに所属しています。
システム開発という職業柄なのか、職場の同僚がめんどくさいことを聞いてきました。
『実際に計算した結果なんですか?』
『エビデンスはあるんですか?』
ちょーめんどくせー!
細かいことにこだわりすぎでしょ。
とは思いましたが、実際に計測してみることにしました。
シャグ10gで、何本巻けるのか?
専用に購入した電子秤です。
きっちり10gを量りました。
なぜ10gにしたのか・・・。
一袋全部巻いた方が、良い検証になるかなとは思ったけど、いっぱい巻くのは疲れます。
10gにしておいたら、あとで計算するのも楽ですしね。
今回は、アンバーリーフのオリジナルブレンドを使いました。
保存用にチャックも付いた優れもの。
25gで640円ですから、単価はちょっと高いけど。
付属していた巻紙は、papersの50枚入り。
それでは、何本巻けるのか、スタートです。
ちなみに、私はスリムで巻いています。
市販の紙巻きたばこの直径は、7.8mmくらいです。
スリムは6mmですので、かなり細くなります。
長さは70mmです。
フィルターは15㎜。1.5cmです。
また、巻くときには片方に円筒状の金属(棚ダボ)を使っています。
理由は、
・たばこ葉(シャグ)の節約
・強く巻きすぎて片方がぎゅってつぶれるのを防ぐ
・端を丸めてシャグが散らからないようにする
こんな感じで端をキャンディーみたいにまとめると、シャグが散らからず、ポケットもきれいなまま。
嫁に怒られなくなります。
かなりケチくさい巻き方ですよね?
シャグが少ない分、喫煙時間は少ないのですが、スローバーニングの巻紙を使ったら、そんなに気にならなくなりました。
こうした前提ではありますが、いよいよ何本巻けるか、やってみます。
途中経過①
途中経過②
途中経過③
付属の巻紙50枚がなくなりそう。
結果報告!
なんと、56本も巻けてしまいました。
巻紙50枚って書いてあるけど、もう一度数えてみた結果、やっぱり56本。
ということで、次はきちんと計算をしてみます。
手巻きたばこ1本あたりの値段は?
1本あたりのシャグの価格
まずはシャグの値段から。
以下、すべて税込み金額で記載していきます。
まず、シャグは25g入りで650円でした。
使用したシャグは10gなので、260円となります。
10gシャグ260円で56本巻けたので、一本当たりの価格を出していきます。
そうすると、1本当たりで使用するシャグの価格は 4.64円となりました。
1本あたりの巻紙の価格
今回は、付属の巻紙(ペーパー)を使いましたが、私がいつも使っている”スモーキングのマスター”という巻紙で計算してみます。
いつもネットで、送料無料になるまでまとめ買いをしているので、送料を加味せずに計算していきます。(フィルターも同様)
スモーキングのマスターの価格
2020年3月現在、5枚サービスの65枚入りで税込み100円となっています。
普段は60枚入り100円なので、1枚当たりの価格は1.67円となります。
1本当たりのフィルターの価格
いつも使用しているのはピュア スリム・エクストリームロング・フィルターです。
実はこのフィルター、長さは30mm(3㎝)なんです。
私は節約のため、半分に切って1.5センチにしています。
今は600個入りで1,146円だそうです。
私は半分に切って使うので、1,200個入って1,146円ということになります。
ということで、フィルター1個当たりの価格は0.96円となります。
手巻きたばこ1本当たりの価格
まとめると、
- シャグが4.64円
- 巻紙が1.67円
- フィルターが0.96円
となりました。
合計すると、1本あたり7.27円となりました。
20本入りとして、一箱で145.5円ですね。安い!
シャグは単価が高めなアンバーリーフですので、もう少し下げることは可能です。
巻紙も、シャグに付属するものを使えば、もう少し単価は下がります。
まあ、間違いなくコンビニで買えるようなタバコや、IQOS、glo、PloomTECHよりは安いです。
コストは1/3以下です。
ほら、正しかったでしょ。
コスト比較
さらに、価格表を作ってみました。
なんと、1年で12万円以上の節約ができています!
10年だったら120万円!
私は手巻きたばこに変えてから6年以上たちますから、70万円くらいは節約しているはずなんだけど、なぜか手元には残っていないんだよなあ。不思議。
嫁と長女の、『タバコなんて吸わなきゃいいじゃん?』っていう言葉は聞こえないふりでやり過ごしています。
だって、唯一の趣味を奪われたくないんだもん。
紙巻きたばこやアイコスから、手巻きたばこに変更したらコストは1/3以下になる!
この結果を見せて、部下を手巻きたばこ仲間に引き入れようと思います。
手巻きたばこに使うローラーや、消耗品である巻き紙、フィルターなどは、Amazonとか楽天で購入しています。
シャグ(たばこ葉)のネット販売に関しては、専門店への会員登録か、楽天のお店(リカープラザ)くらいだと思います。
年齢認証は必須ですが、登録しておけば次回からのシャグ購入がかなり楽になりますよ。
(余談)手巻きたばこよりも安くするには?
手巻きたばこよりも安く、ニコチンを吸いたいなら、ヴェポライザーという方法があります。
紙巻きたばこに対してアイコスみたいに、
手巻きたばこに対してヴェポライザー。
要するに、タバコの葉を機械で温めてその蒸気を吸う仕組みですね。
たばこ税の仕組みから、シャグ(たばこ葉)を自分で購入したほうが、圧倒的に安くなるっていうカラクリ。
でも、私の場合、圧倒的に手巻きたばこの方が美味しく感じてしまって・・・。
いろいろ挑戦したけど、手巻きたばこに戻ったり、またヴェポライザーを試してみたり。
過去記事へのリンクを貼っておきます。
日本で合法的にニコチンを摂取する、一番安い方法だと思います。
[keni-linkcard url=”https://ashito-growup.com/2021/03/18/vapo/” target=”_blank”]
最近は、電子タバコでCBDリキッドとかワックスも吸っています。
タバコのけむりって、めちゃめちゃ嫌な顔をされることも増えたし・・・。
さらに会社に喫煙所がなくなったので、CBDオイルやグミも飲んだり食べたりしています。
大麻じゃないよ。合法CBDだよ。
ニコチン卒業も、立派なコスト削減ですよね?
[keni-linkcard url=”https://ashito-growup.com/2020/03/18/cbd-2″ target=”_blank”]
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