CBDって何?
この質問にたくさん答えてきました。
私の場合、手巻きたばこを長年巻いてきましたが、昨今の嫌煙運動家たちの排斥に耐えられず、ニコチン中毒を直す目的でCBDに興味を持ちました。
まあ、いまだに完全禁煙はできていないのですが・・・。
それはさておき、CBDについて説明する時に、やはり『大麻(たいま)』というパワーワードは避けて通れません。
でも、大麻はダメ・絶対 が刷り込まれている人が多く、その言葉を聞いただけで思考停止する人が多いです。
ところが、人間は古くからたばこや大麻、アルコールなどの助けを借りて生きてきたのです。
研究も進み、大麻の中でも特定の成分が原因で『ハイになる』ことがわかっています。
含有成分の中には、長年の痛みを和らげてくれる効果があるなど、医療としての有用性が改めて確認されています。
日本では議論することすらタブー視されているように感じます。
アロマオイルでリラックスしたり、集中力を高めたりするように、CBDなどの大麻由来成分には、体の不調を回復しようという効果があるみたい。
愛好者も多くなり、CBD関連商品が増え続ける今だからこそ、何が合法なのか、効果はあるのか? などをきちんと調べ、間違いのない商品を購入することをおすすめします。
CBDって何?
CBD ウィキペディア で検索してみると、カンナビジオールという項目が出てきます。
要約して箇条書きにすると、
- 麻に含まれる、少なくとも113あるカンナビノイドのひとつ
- 商品名エピディオレックスとして、アメリカで2018年に医薬品に承認、欧州では2019年に承認
- テトラヒドロカンナビノール (THC) のような典型的な効果(精神作用)はない
- 日本で流通しているものは規制対象ではない麻の茎と種から抽出
- 健康食品としてのCBDは、オイル、キャンディーなどに加えられ摂取
- 日本では2020年頃から、CBDを輸入し国内で食品を加工する国産ブランドが台頭
とにかく大切なのは、THCというハイになる成分が入っているものはダメ!ってこと。
だから、個人輸入でCBDリキッドを買うのはやめた方がいいと思います。
現地でTHCが合法だった場合、日本の税関で引っ掛かり、最悪逮捕とか、シャレにならないです。
同じ理由で、個人間の売買(メルカリとかヤフオクとか)も私なら使いません。
何が入っているかわからないもの・・・。
違法性については、法律のことを調べた過去記事へのリンクを貼っておきます。
[keni-linkcard url=”https://ashito-growup.com/2020/04/28/cbd-5/” target=”_blank”]
とにかく、ハイにならないCBDは、日本では健康食品扱いです。
オイルに混ぜて飲んだり、電子タバコのリキッドに混ぜて吸い込んだり、クリームに混ぜて塗ったり。
CBD原料を輸入し、日本国内で加工している業者が、雨後のたけのこのように乱立しています。
選択肢が多いのはいいけど、多すぎて困るというのが今の状態でしょうか。
そのうち、優良なメーカーだけが生き残るのかなあ?
医療用大麻って何? 合法?
医療用大麻の合法化を! って、高樹なんたらっていう元女優さんが運動していたと思います。
それはさておき。
医療大麻って何でしょう?
医療用って言うからには、日本で処方されるの?
なんてことを疑問に思ったので調べてみました。
Wikipediaの記述に頼ります。中立っぽいので。
- 大麻に含まれるTHCやその他のカンナビノイド、合成カンナビノイドを利用した生薬療法
- 鎮痛、沈静、催眠、食欲増進、抗がん、眼圧の緩和、嘔吐の抑制などの作用がある
- 内因性カンナビノイドは全身に作用しており、その作用を代替する大麻の適応症は多岐にわたる
- 2020年、世界保健機関は大麻の国際規制を格下げ、医療利用の道が開かれる
大麻そのものがタブー視されている日本でも、この流れを受けていろいろな研究が進んでいるようです。
厚生労働省は2021年1月から6月にかけて「大麻等の薬物対策のあり方検討会」(以下、検討会)を計8回に渡って開催しました。
早ければ、2022年春に法改正されるかもしれないとのこと。
検討会の議事録などは厚生労働省が公開しています。
目を通してみましたが、嗜好品としての使用は犯罪、医療用は犯罪ではない、という流れになるのでしょうか?
大麻に含まれる成分、カンナビノイドから製造される医薬品は、G7諸国において日本だけが承認されていなかったそうです。
今回の見直しにより、難治性てんかん薬(エポディオレックス)などの治験が可能になりそう。
てんかん、慢性の痛み、関節リウマチ、うつ病、自閉症、アルコール使用障害などの研究も進む中、日本でも製薬会社や大学などの研究機関がカンナビノイド医薬品の研究開発に着手しやすくなるみたい。
おそくない?
各国の医療大麻をめぐる状況
諸外国の動きを知れば、いかに日本が事なかれ主義というか、規制を緩和することに抵抗がある国だということがわかります。
韓国
2018年、薬物規制法の改正を発表、2019年にカンナビノイド医薬品を合法化
アメリカ
連邦法の規制物質法では、医学的用途がないというスケジュールIに分類されているが、州法では医療大麻が2017年夏までに全50州中、首都ワシントンDCと29州で使用できようになった。2020年12月までには3州を除き医療大麻が利用できるようになった
カナダ
それまで医療目的に限られたが、2018年に娯楽目的までが合法化された
スペイン
スペインでは1990年代後半から2000年代前半にかけて医療大麻の非犯罪化と合法化運動が行われ、2001年にカターニャ州の議会は全会一致で医療大麻が合法化された。それに次いでアラゴン州とバレアレス諸島州の議会でも合法化された。
タイ
2019年2月に東南アジアで初めて医療用大麻を合法化。700以上の医療機関で大麻を処方可能、約700の大麻業者に生産・加工・販売のライセンス付与。嗜好目的の乱用を防ぐための対策もあり
まとめ
嗜好目的の大麻は、私個人としては反対です。
ハイになる人は嫌いだから。おなじく、酔っ払いも嫌い。
でも、生薬療法として大麻を使用することは、長年にわたる痛みを和らげてくれたりするのであれば、医療用として普及してほしいと思います。
タブー視して、研究したら捕まる状況は、少なくとも改善されそうなので安心しています。
嗜好品として、お酒と同じような感覚で大麻を摂取できる国もありますが、私として医療用に特化し、嗜好品としての使用には規制をかけるべきだと思っています。
日本で正規ルートで販売されているCBDは、大麻に含まれている成分とはいえ、ハイになるTHCを含んでいません。
健康食品の扱いであり、合法です。
医療用に比べると効果は低いのかも知れませんが、私自身リラックス効果は感じています。
禁煙目的、気分転換、集中力の向上などの目的で利用する人も多いようです。
ただし、購入の際にはご注意を。
ハイになるTHCを合法化している国はたくさんあります。
そんな国から個人輸入で買うと・・・。
メルカリやヤフオクなどの個人間取引も同様に、私なら手を出しません。
海外大手メーカーの輸入品を扱う正規販売代理店か、CBD原料を輸入して日本で加工している販売店から購入しましょう。
たばこを吸ったことがない人には、まずはCBDオイルを試してほしい。
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