こんにちは。
あしとです。
2017年11月28日、自民党税制調査会において、たばこ増税の方針が固まったそうです。
IQOS、glo、PloomTECHなどの加熱式たばこへの増税も検討されています。
自民党税制調査会(宮沢洋一会長)は28日、2018年度税制改正に向け党本部で非公式幹部会合を開き、たばこ税を増税する方針で一致した。葉タバコ農家や愛煙家への配慮から慎重論もあったが、国民の健康増進といった観点から「やむを得ない」と判断した。
引き上げ時期や増税額を詰め、12月中旬にまとめる与党税制改正大綱に盛り込む。増税が実現すれば10年10月以来となる。
現在、紙巻きたばこの税額は1本当たり約12.2円。政府・与党内では18年10月から数年かけて1本当たり3円引き上げる案などが出ている。近年利用が増えている「加熱式たばこ」についても増税する方向だ。引用元:時事通信 たばこ増税で一致=加熱式も対象に-自民税調
2018年10月以降、いずれは一箱500円以上に
どのくらい値上がりするかはこれから検討するようですが、2018年10月以降に数年かけて1本当たり3円上げるとか。
とりあえずの最大値は3円かな?
ってことは20本入りのメビウス一箱でいえば、60円のアップとなりますね。
現在の一箱の値段は440円から、500円になるということ。
一日一箱吸っている人なら、60円×365日=21,900円の負担が増えることになります。
いまのところは、2018年以降に徐々に上がるという方針ですから、いきなり増税されるわけでもありません。
また、JT(日本たばこ産業)が、そのまま増税分を転嫁するのか、もしくは販売量の低下を見越して価格を上乗せするのか?
何も決まっていませんのでご安心を?
おさらい:加熱式たばこの税金について
実は、IQOSなどの加熱式たばこは紙巻きたばこよりも税率が低くなっています。
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以下は2017年時点での比較です。
【各社の加熱式たばこにかかる税金まとめ】
IQOS | glo | Ploom TECH | たばこ(メビウス) | |
一箱の価格 | 460円 | 420円 | 460円 | 440円 |
税率 | 49.2% | 36.2% | 14.9% | 63.1% |
1箱の税額 | 226.3円 | 151.1円 | 68.4円 | 277.5円 |
メーカーの儲け | 233.7円 | 268.9円 | 391.6円 | 162.5円 |
メーカー名 | フィリップモリス | BAT | JT | JT |
加熱式たばこの増税はいくらになるか?(妄想)
加熱式たばこは、箱入りの紙巻きたばこと、同程度の値上げとなるのでしょうか?
IQOSもgloも一箱20本入りですので、横並びで1本3円、一箱60円の税額アップとなり、そのまま販売価格に転嫁されるてもおかしくないのかなあ?
gloの税額が低いため、増税率で考えたら不公平な気もしますが。
問題は、今現在とても税率が低いPloomTECHです。
PloomTECHのカートリッジは5本入りです。
しかも、PloomTECHの税額は上記のとおり68.5円なのです。
メビウスの一箱の税額が60円上がったとすれば、税額としては277.5円から337.5円に上がることになります。
つまり、122%の増税となるわけです。
一方、PloomTECHがそのまま60円の税額アップとなった場合、68.5円から128.5円に上がることになります。
つまり、188%の増税となるわけです。
どうでしょう?
かなりの不公平感が出ませんか?
増税するなら、均等な税率を掛けるべきだ! とか言う人がいると仮定します。
PloomTECHの68.5円に、122%を掛けてみると、83.6円となります。
増税額にすると15.1円のアップです。
ということは、PloomTECHだけがあまり高くならない可能性があるのでは?
国内企業へのえこひいきだ! 外資系企業いじめだ!とかの論争に発展するのでしょうか?
まとめ
加熱式たばこに関しては、横並びで60円増額は考えづらいかな?というのが私の予想です。
そのうち、正式に販売価格が示されるでしょうから、その時に答え合わせをしてみます。
いずれにせよ、たばこの増税は避けられません。
たばこの本数を減らすなど、節煙にはげむのか、これを機にたばこをやめるのか。
まあ、わたしの選択肢は決まっています。
合法かつストレスなく今まで通りの喫煙ライフを送るのだ!
時代に逆行はしていますが、ヴェポライザーなども駆使して、増税に備えたいと思います。
シャグ(たばこ葉)も値上がりするのかなあ?
そこらへんは、ちょっと不安ですねえ。
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